2014年4月25日金曜日

いやー。いちいち他人の心配なんかしてる暇はないことくらいわかってはいるんですが。
初めて画像を貼ります。画像の彼。峨樹丸というバンドのギタリストで、名前は山口良久(旧姓:土肥良久)、通称ビリー。
彼が失踪しました。行方不明で峨樹丸のボーカルが本当に頭抱えながら探してます。
歳は二十歳、ガタイが結構良い。顔がでかい。例えるならアラレちゃんを作ったのりまきせんべいみたいな体型をしている。
21日の朝、家を出たのが最後の目撃だそう。スタジオ練やバイトも無断欠勤し家にも帰ってない。

なにをやってるんだ、あいつは。
ひょっこり現れてお騒がせで済むならそれでいい。
どこかで見かけたなら峨樹丸のメンバーに。情報拡散にもご協力を。

峨樹丸として何度も対バンし、サードステージのアコの日にはビリー個人とも毎月共演した
俺の友達です。
どうか。見つかれ。





さて。
ライブのことを。Becker'sの企画にお呼ばれしていました。
新曲もいい具合。楽しかったです。この女子二人組のBecker'sの企画 何故だか毎回楽しい思いをさせてもらっている。
誘ってくれてありがとう。CD聴くよ。またやろう。

ライブ後は男二人組ギャスコイと何年かぶりの魂麺。
やっぱり泣きそうなくらいうまかった。




次は29日、上大岡という行ったこともない街へ。
燃える。やるぜ。

2014年4月23日水曜日

傷だらけのヒーロー

あー 人には 何通りもの生き方があるのでしょう
あー 僕は今まで 何人もの人に迷惑かけてきたのでしょう

無敵のヒーローに憧れて
アメコミだの、格闘技だの いらん知識ばかりが増え
さぁ明日には 俺もあんな風になるんだと決意しても
明日になれば 忘れちまう始末さ

それでも ただ これだけは
片時も 忘れられないんだ
受けた恩だけは
何があっても 必ず返したいんだ


クズにもイケメンにも普通にもなれなかった高校時代に
バンドを組んで黄色い声援をうけてるイケイケなやつらに 心の中でツバばかり吐いた あの時に
教室の隅っこでイヤホンから歌ってくれた あの声が
僕の全てだったのさ

大学三年生の時 友達に誘われ初めて行った夏フェスで
「俺、洋楽しか聞かないんだよね」と口では通ぶったこと言いながら 内心ウキウキで行った夏フェスで
奇跡は映画や漫画の世界だけの出来事じゃないと 涙を流す僕に教えてくれた あの音楽が
今も僕を 引きずっているのさ

人生が不安になり始めた頃 すがるように手にとったギターで
自分には何かを変える力があるかもしれないと勘違いと共に始めたバンド活動は
成果はなく 時だけが過ぎ
今になっても 勘違いしたままだ

それでも ただ これだけは
ずっと 貫いてきたんだ
夢があるのさ
この歌で 奇跡を起こしてみたいんだ


それでも ただ これだけは
何があっても 捨てられないんだ
夢を見たいのさ
傷だらけで 君を救う ヒーローになりたいんだ



傷だらけのヒーロー



という歌の歌詞です。
こんな時間にこんばんは。やっぱ衰えたわ、体力。これには勝てない。ライブ終わって帰ってきたら風呂にも入らず即爆睡。最近は毎回そんな感じで。それでこんな変な時間に目が覚める。

今日は弾き語りだった。弾いて語ってやった。俺にしか歌えない歌歌ってやった。
とはいうもののあんまり出来はよくありませんでしたが、新曲やれてよかった。最近ね、実はずっと作ってたの。でもいわゆるスランプ的な…なんかコレじゃないんだよなぁ、感。
行き詰まったところTSUTAYAで借りたアメイジングスパイダーマンが今日返却日であることに気づきなんとしてでも見なければとライブ前日にも関わらず昨夜見始めたのが閃きとなった。
アメコミはちょっと好きだ。
俺 プロレスとか格闘技の漫画とかも大好きなんですが
俺はヒーローだとかプロレスラーとか、強いものに対して憧れがある。たぶん、自分はああはなれないというコンプレックスがあるんだと思う。
まぁ男の子はみんなそうか。
諦めちゃダメだと、俺もいってるしそう言われて育ってきたのに
強さに対しての執念は、体型とか生活とか色んなことを言い訳に自分には無理だとほとんどの人はどっかで諦めちゃう。
だから代わりにひたすら勤勉に強さを求め鍛練し俺らの代わりに闘ってくれるプロレスラーだとか、ヒーローを、俺らは求めるのだと思う。
まぁ当たり前のことかもしれないんですが。

それで、そんなことを考えてたら、俺はやっぱり、ヒーローになりたいと思ったんです。
傷だらけで誰かを救うヒーローに。
馬鹿げてるかもしれないけど。

俺は俺のやり方で。
こんなゲソゲソな身体だけど、心の強さなら。
心の強さとは心の広さ≒優し さだと俺はおもう。
すべての人は愛せないしすべての人に好かれるわきゃないけど、
たった一人の誰かにとってのヒーローになれたら。
ってミスチルみたいなこと言ってんな俺。
うまくは言えないけど、まぁ
しばらくこの歌は弾き語りでやっていこうかと。なにか掴めた感じ。ギターなんてしゃんしゃんやってればよかったんだ。笑


そーいや今日 しげまろ君とえんまがライブ終わったあと熱心にギターを弾いたり(俺にとっては)難しいフレーズやコードの話なんかを教えあったりしていて それ見てたら
俺には必要ない、と心から思った。笑


ガッツ誘ってくれてありがとう。ガッツは何もしてないけどガッツのおかげだぜ。笑
またやろうなー。アディオス。

2014年4月3日木曜日

クラモチトシノリ

なかなかやっぱりこうゆっくりブログ書く時間なんか中々取れず。おはよう諸君。といってもわたくしは夜勤明けでこれから寝るとこなんですが。

先日は柏616、クラモチトシノリな夜。打ち上げも朝まで非常に楽しかった。相変わらずろくすっぽ挨拶もせず死体のように寝耽る主催者含む出演陣を横目に自転車で一足先に帰ったんですが。

いやー色んなやつがいる。人の数だけ色んな歌がある。だけど共通してんのはどいつも正しい。嘘を言わないってこと。音楽だから。音楽だけは。
普段から自分にも他人にも嘘ついて生きてるぶん。この日はきっとそんなやつばっか集まっていた日。

ラバガバ岡ちゃんとも久しぶりにゆっくり話せてよかった。っつっても世間話やら下らない話しかしてないが。


クラモチトシノリ。ライブでも言ったがやつは怪物だ。なぜ2014年の現代、高校生がたった一人であれを?なぜあれをやろうと?どのように生きてたらああなるのか?
見れば見るほどに謎は解けていくばかりか深まるばかり。本当に見れば見るほど謎だ。

が、彼も真実。
ケツ穴からでた泡みたいにきったないところもきれいなところも本当の彼、誰も否定も肯定もできない。
技術もキャリアも知恵も知らない、かっこつけないの究極体である彼がとてもまぶしい、うらやましい。


彼のようになれるのか。二十代後半。


クラモチトシノリありがとう。カッコ悪くて情けなくて最高だぜ。


俺はがんばる。頑張るって何を?自分の信じたことを。それしかない。

ぶれずに。彼には勝てない、勝つ気もない。ただ負けない、頑張る。




彼は意外と笑顔の似合うやつだ。
闘ったあとは笑っていような。
だめだ眠い。